2018-03-23

苦手かも…。姑との上手な付き合い方まとめ

姑との人間関係を良好にするためには

嫁姑関係は結婚制度ができてから常に付きまとう問題となっています。
夫という男性を挟んで、母親と妻という年代の異なる二人の女性が価値観を衝突させるという構図はなかなか避けがたく、直接的ないがみ合いになることもあれば、片方が一方的にストレスを貯めたりします。

特に家制度が厳しい習慣となっていた数十年前までは、嫁という立場の弱さからいわゆる「嫁いびり」の対象になりやすく、そのストレスが次世代の自分の息子の妻として家に新たに迎えた女性に対する攻撃性になっていた側面があります。

しかし時代は変わり、制度はともかく実生活において両親家庭と距離をとることが可能となったことで、上手に距離をコントロールしていくことで無用な衝突を防ぐことができるようになりました。

同居する場合としない場合とでまた方法が異なりますが、まず嫁姑の間でムダな争いを起こさないようにする最大の方法は「距離をとる」ことです。

そもそもなぜ嫁姑で争いが起こるのかというと、それは同じ家庭内に家事を仕切る人間が二人になってしまうからです。

女性だけでなく男性も積極的に家事に参加する現代では「女は家事」という意識はだいぶ薄くなっているものの、年配世代にとっては家庭を守り家を回すのは女性の役目という意識があります。

そのため、自分の思うようなペースや価値観で家のことを行わない存在が邪魔に感じられてしまうのです。

最初の頃こそ「よい嫁になろう」と姑の価値観に一生懸命合わせようとする女性もいますが、結局生まれてきた環境が全く違う上に年代も違う相手と意見を完全に一致させることはできません。

適度に立てつつ深入りはしない

女性同士の人間関係の場合、関係の悪化が一線を超えてしまうとそこから修復をするということがかなり困難になります。

ですので結婚が決まったらあまり必要以上に相手に歩み寄りをしようとせず、適度によい部分だけを見せて深入りをしないようにするのが最もよい方法と言えます。

結婚相手の両親とあまり価値観が合わないなという違和感を感じたら、「一緒に食事に行きましょう」「泊まりに来て」「旅行にいきましょう」といった誘いにはあまり積極的には参加をしない方がよいと言えます。

最初の頃はつい断ると相手に悪いと思うので、嫌だと思っても無理をして誘いに乗るということもあるでしょうが、最初に親しくしていたのに急に距離を取るようになると、相手に「急に手のひらを返された」といった悪印象を与えてしまいます。

自分の家庭は自分たちで作るのだという意識をしっかり持ち、あまり家のことに深入りをさせないようにしていく事も、上手な姑付き合いのコツとなります。