2018-05-25

入学祝いの相場はいくら?

友人・知人の子供が入学をしたら

親しくしている友人や会社で付き合いのある人などの子供さんが入学をするときには入学祝いを贈ることになります。

入学祝いは結婚祝いや出産祝いと比べるとやりとりをする範囲は狭く、近い親類やかなり親しくしている知人までで十分です。

結婚式や披露宴に招待をされた間柄くらいならその後も付き合いが続いていることと思いますので、入学の時期を聞いてお祝いを贈ってあげるようにしましょう。

入学祝いで難しいのはいくらくらいの品物が適切であるかということです。
冠婚葬祭におけるルールやマナーは地域差があるため一概には言えませんが、入学祝いは贈る相手との距離感によっても金額はかなり異なります。

おそらく最も入学祝いとして高価なものを贈るのは、祖父母ではないでしょうか。
祖父母の立場として子供の成長を援助する家庭は多いことと思いますが、小学校入学は大人になる第一歩ですので、多少値の張る長く使える学用品を贈るケースがよくあります。

代表的な品物としては、学習机や高級ランドセル、私立学校の制服や習い事の道具といったようなものです。
そうしたものは数万円~数十万円もする事があるものなので、普段からかなり子供のことを気にかけてくれる間柄に限られます。

友人や知人として同年代の夫婦に贈るなら、もっと手軽で実用性のあるものにすると良いでしょう。
使えるものとして学用品を選びたくなるところですが、学校によっては持っていける用具が規定されていたりするので、あまり先回りして贈るのは厳禁です。

友人や親類なら数千円~1万円程度が妥当

同級生や兄弟の子供に贈るなら、相場はだいたい数千円~1万円くらいの品物がよいでしょう。
普段から親しくしていて顔見知りなら、あらかじめ好きなものやほしいものを聞いて、それを贈るようにすれば間違いありません。

ただし親の教育方針もありますので、ゲームソフトやパソコン・スマホのようなものを贈るときには親の同意をとっておいた方がよいと言えます。

無難なのは日用品として使用できる衣類やハンカチ、帽子といったものですが、これらも使う人の好みがあるので選び方には苦労をするところです。

実際にもらって嬉しかった品物ということで聞いてみると、ほとんどの人が「お金」と答えるのが実際のところです。

せっかく贈ってもかえって迷惑になる可能性があるなら、使いやすい商品券などにしてそのまま贈った方がありがたいと言えますね。

より入学祝いらしいものを贈りたいなら、子供向けに図書カードをつけるのもよい方法です。
図書カードは500円~1万円まで金額があるので、自由に使えるお小遣いとして渡すと喜んでもらえることでしょう。