2017-11-19

幼稚園の春休みを充実させるコツとは

幼稚園によって長さがかなり異なる春休み

幼稚園の春休みは学校と同じく3月の終業式が終わってから4月の始業式が始まるまでの間です。
夏休みや冬休みと違って春休みは短めに設定されていることが多く、また幼稚園によって全く長さが異なっていたりします。

公立の幼稚園であっても全国の各地域によって日程が異なるもので、最も長い東京都文京区では21日間、短いところでは13日くらいとなります。
私立の幼稚園ではかなり短いこともあり、数日くらいのみとしていることもある位です。

夏休みや冬休みは親も休みがとりやすく、全国のレジャー施設も期間限定のイベントを開催してくれているので、比較的遊ぶ場所には苦労がないでしょう。

ですが期間が短めであり時期も微妙に異なる春休みでは、それほど大規模なイベントが開催されることはありません。

とはいえ新年度を迎える前の貴重な時期なので、親としてはできるだけ子供のためになる楽しい場所へ連れて行ってあげたいところでしょう。

春休みの過ごし方を充実させるための方法としては、まず「新年度を迎えるための準備をする」ということがあります。

年長さんにとってはいよいよ小学生になる前の大きく環境が変わる時期ですので、子供にその自覚を持たせるために自分の身の回りのものを準備させたり、一緒に小学校になってからのことを話し合ったりするということが勧められます。

親にとっても持ち物を取りそろえたり名前を書き込んだりといった沢山の作業が必要になりますので、そうしたものをできるところから手伝ってもらうようにするのもよいのではないかと思います。

春先の景色を家族で楽しむ

春休みのある3月下旬~4月上旬といえば、春先の花が咲き始めるころです。
関東以南の地域なら桜の見ごろとなっている場所も多くあることでしょう。

そこでにぎやかなレジャー施設とはちょっと異なり、自然風景のあふれる公園や牧場に行ってみるということがおすすめになります。

都内近郊だけでも桜の名所はたくさんありますし、少し足をのばせばピクニックにも最適な山や高原が広がっています。

春先の風景はたくさんの花があってキレイということもありますが、気温もちょうどよく運動をするにはよい時期です。

初めての乗馬体験や小動物とのふれあいといった好奇心を満たせる行事に参加をするということも子供の情操教育に非常に役立ちます。

また身近なところでは春から新入生を募集する習い事も多くあります。
初めて習い事をしようと考えている家庭なら、体験入学として少しだけスポーツや勉強をしてみることもできるので、そうしたところに親子で参加してみるという方法もいいでしょう。

春という季節はなんとなく気持ちがワクワクして外に出たくなる時期なので、何か新しいことを始めるきっかけとして上手に利用していきたいですね。